ありゃりゃ

宿が建ってる土地は借りてる土地。

元々が農地だったからまわりに草が伸びやすい。

大家さんの旦那さんが生きている時には草刈ってけだんだども、早ぐに亡ぐなってそれからは主人が刈ってっども、今はやりの機械っこでやってんがぁー。

そりゃーいいんだども、よーぐ気をつげできんねぇど植えだ木や花っこ刈ってしまう。

今日もやられじゃだめだぁがぁって思って外さ出だっきゃーもう手遅れ。

大事な花っこや、やっと実のなった木など無残にも刈られでしまって。

本人は”しょうがねぇべぇ”って涼しい顔・・・。

こごまでやっとなったーのぉにーって思ったっきゃー溜息ではってきたぁがぁ。