前の宿の時に、夕方洋室のカーテンを閉めさ行ぐのは母の仕事だったぁがぁ。

やっぱ女将たるものしっかど一部屋一部屋確認おこたっではだめだぁがぁって。

その時間帯にいっつも飛行機が遠ぐっから飛ぶのが見えでで、夕日にその飛行機が照らされで飛んでんのが好ぎだったぁがぁ。

今旅館が建ってっどごは本当に山の近くだっから、町の中で見るよりすっげぇ近えように思うがぁ・・・。

あの世でもこの飛行機見でんのがなぁって思ったば、なんが悲しぐなってきたぁがぁ。